親が自己破産すると子どもにどんな影響が出る?

自己破産を考えている人の中には、子どもがいるという人も少なからずいます。

そうした人が、「親が自己破産すると子どもに悪い影響が出るのではないか」と心配になるのは自然なことでしょう。

しかし、親が自己破産することで子どもが影響を受けるケースというのは、意外に少なかったりします。

ここでは、親が自己破産すると子どもに影響が出る場合と出ない場合とを説明していきます。

親が自己破産しても子どもにはあまり影響が出ない

よくある自己破産の誤解として、親が自己破産すると子どもの進学・就職・結婚などに影響が出るという話がありますが、自己破産したからといって子どもの将来に影響が出ることはほぼありません。

親が自己破産をしたからといって、戸籍や住民票などの公的な書類に親の自己破産という事実が記載されることは一切ありません。

また、自己破産した親はブラックリスト状態になってクレジットカードが約510年間使えなくなりますが、この制限はあくまでも本人しか対象にならないため、子どもは問題なくクレジットカードを作ったり使ったりできます

親が自己破産することで子どもに影響が出る場合

親に持ち家がある場合、自己破産すると持ち家を手放さなければならなくなるため、新しく賃貸物件を探して引っ越しをする必要があります。この点では、子どもに影響があるといえるでしょう。

最も注意しなければならないのは、子どもが親の借金の保証人になっている場合です。

子どもが保証人になっている借金があるときに親が自己破産すると、その借金が整理されることで子どもに借金の残高が一括で請求されることになります。

子どもがそのお金を支払えなかった場合、子どもも債務整理するしかなくなってしまうので、この場合だけはかなり大きな影響が出ると言えるでしょう。

まとめ

親が自己破産をしたからといって、進学・就職・結婚といった子どもの将来に影響が出ることはほぼありません。

また、戸籍や住民票などの公的な書類に親が自己破産したという事実が記載されることもありません。

自己破産した親はブラックリストに載りますが、ブラックリストはあくまでも本人だけに制限がかかるものであるため、子どもは問題なくクレジットカードやローンを利用できます。

親が自己破産することで子どもに影響が出るのは、親の持ち家に住んでいる場合です。

持ち家は自己破産で処分されるので、賃貸物件への引っ越しをすることになるからです。

最も注意すべきなのは子どもが親の保証人になっている場合で、自己破産によって子どもに残高が一括請求されるため、子どもも債務整理するはめになることがあります。